
⇧ 今回は、第1番札所 霊山寺(りょうぜんじ)さんから第13番札所 大日寺(だいにちじ)さんまでの各寺院の本堂と大師堂をお参りをして、お経を納めさせていただいた証として納経所にて納経軸にご宝印を授けていただきました。
2025年04月06日(日)
AM08:00 京都市下京区の当事務所より掛け軸などにさせて頂く軸を持参し、車にて出発しました。
AM10:35 「霊山寺(りょうぜんじ)」横にある「門前一番街」に到着後、ろうそく、お線香、ライター、初めてなので白い納め札などを購入させて頂きました。
※ローソクとお線香については、いろんな説があるようなので、分かりやすい内容だけ、記載させて頂きまました。
【ローソク ⦅灯明(燈明)(とうみょう)⦆について】
① ローソクの火は、悪霊を払い、周囲を浄化する力があるとされています。
② 仏様の知恵をいただくという意味があり、心に灯す知恵といわれているようです。
③ ご先祖様が暮らす冥界は、普段は真っ暗で何も見えません。そこに届いたロウソクの光によって、子孫がお参りに訪れている姿を見ることが出来るようになり、ご先祖様が自分を想って参拝してくれている子孫の姿を見てお喜びになり、ご褒美(ご利益)をくれるかもしれません。
※注意
既に火が付いて立ててあるロウソクから、自身のロウソク・線香に火をもらう行為は “もらい火” と呼び、因縁までもらってしまう事になり、好ましくない行為とされています。
【お線香について】
① お祈り中にお迎えしてくださっていらっしゃる仏様を香でおもてなしをさせていただき、仏様の徳をいただくための作法といわれ、本数は、1回の参拝につき、身・口・意の三密を表す3本が一般的とのことです。
② 冥界に暮らすご先祖様たちに、ご馳走(お線香から出る煙の良い香り)を召し上がって頂く為とのことです。
本数は、1回の参拝につき3本という本数が一般的で、理由としては、ご参拝者様によって様々ですが、先祖・自分・子孫のように、身近な家族の単位として好まれる風潮があります。
AM10:57 「四国八十八ヶ所霊場 第1番札所 霊山寺」に寄せていただきました。
⇧ 霊山寺 山門(仁王門)
徳島県 (発心の道場)
寺院名:霊山寺(りょうぜんじ)
山号:竺和山(じくわざん)
院号:一乗院(いちじょういん)
本尊:釈迦如来
宗派:高野山真言宗
住所:鳴門市大麻町板東126
電話番号:088-689-1111
四国霊場十三佛 第1番札所 霊山寺(りょうぜんじ)
※「霊山寺」は、「とくしま88景」に選定されている。
⇧ 大池 – 鯉が泳ぐ極楽を象った(かたどった)放生池(ほうじょうち)
⇧ 縁結び観音様
※男女の縁結びだけでなく、「健康との縁」や「仕事との縁」、「幸せとの縁」など様々な縁結びにご利益があるとされているとのことです。
⇧ 密教法具「三鈷杵(さんこしょ)」に由来する三本枝景 「三鈷松(さんこのまつ)」
※普通の松は、松葉杖(まつばづえ)の由来通り、2枚1組の葉ですが、この松の木の葉は、1組3本です。
高野山真言宗総本山金剛峯寺にあります「三鈷の松」と「三鈷の松の葉」が有名ですが、ここ「四国八十八ヶ所霊場 第1番札所 霊山寺」にもありました。
この「三鈷松の葉」をお財布に入れておくと、縁起が良いと言われているようです。
高野山の「三鈷の松」は、「三鈷杵」と同じく「三葉の松(さんようのまつ)」であり、「三鈷の松」としてまつられるようになりました。「現在では、参詣者の方々が、縁起物として松の葉の落ち葉を持ち帰り、お守りとして大切にされています。」と記載がありました。
⇧ 四国八十八ヶ所霊場 第一番 霊山寺 本堂外観
⇧ 四国八十八ヶ所霊場 第一番 霊山寺 本堂内
⇧ 四国八十八ヶ所霊場 第一番 霊山寺 大師堂
今回は、以上です。次回に続きます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
市川